「ウナギが食べたい…」
ある日、夫はスーパーで、1匹1,980円で売っているウナギに【30%オフシール】が貼られているのを見つけ、そうボヤいておりました。

いや、ウナギは7月28日(水)まで待つ!
なぜなら、今年(2021年)の土用丑の日は7月28日(水)、そのことを夫は理解していました。
そして夫は用意周到なことに、KDDI株式会社の株主であり6月の株主優待カタログギフトで、前日の7月27日にウナギが届くように申し込みをしております。
今回は、何十万とする株は秒で買えるのに、1,386円のウナギは買えない夫のための、料理記事となっております。
ちなみにKDDIの株主優待カタログギフトは、第2希望まで書く欄があったことを夫はすっかり忘れています。

第1希望が必ず通ると思っている“幸せな人”なので、そっとしておき、早速料理をしていきましょうっ!
- 倹約・節約生活をしており、ウナギはなかなか買えないという方。
- 今が旬のアナゴを、ホットクックを使って上手に“ふわふわ”に仕上げたい。
- ホットクックの【隠れ便利モード】を知らない人。
- 『ウナギ』と『アナゴ』の違いについて知りたい。
本日の【材料】はこちらです


もはや、材料はアナゴだけ。
そして、全部“2”です。
ご参考までに、購入したアナゴはスーパーで『100gあたり213円(税込)』でした。
写真に写っている2切れで247g、普通に買って526円税込です。

俺も【30%オフシール】貼られてたな。
アナゴの“旬”は夏の6月〜8月です。
買うときは、身が白く・厚く・大きく・ふっくらしたモノを選ぶと良いです。つまり、2切れ欲しければ売り場に置いている中で、1番グラム容量が大きいものを買うのがベストですね。
スーパーの魚を仕入れるバイヤーさんも、アナゴの旬が始まったばかりで、まだ店頭に並べる量が掴めていないのか、大量に置いてあり【値引きシール】が貼られていました。
アナゴの【下処理】をしていきます

まず始めに、アナゴの“皮”の方に塩を振って、ぬめりをとっていきましょう。
ね。キッチン台の上に、大量の塩がこぼれているのがお分かりかと思います。
できる夫で羨ましいでしょう?
かるく塩でぬめりを取ったら、さっとアナゴを水洗いして、“皮”の面を上にザルに移しましょう。

次に、皮の面に熱湯を回しかけます。
必ずアナゴの“皮の面”にかけてください。
すると、身が縮んていくと同時に『白いぬめり』が浮き出てきます。

スプーンなどで、浮き出てきた『白いぬめり』を取っていきます。
臭いの原因になるので、やさしく丁寧に取っていきましょうね。

アナゴの下処理は以上で完了です。
料理の8割が終わりました。
調味料を計り入れる
水200mlに、酒・みりん・しょうゆ・砂糖を全て『大さじ2』入れます。
そしたら、砂糖が溶けるまで混ぜていきます。

失敗する要素がないね!超簡単!

そうね。“塩”以外は私がやってるからね。
あとは【ホットクック】に入れるだけ

下処理したアナゴをホットクックの内鍋に並べ入れ、先ほど作った調味料を入れます。

だんだん、ウナギに近づいてきたね!

そうね。できあがりの頃には、きっとウナギよ〜。
一応私たちは、煮崩れを防ぐために、クッキングシートを引いておきました。多分、やらなくても大丈夫です。
我が家では2人暮らしですが、たっぷり入るホットクックで1番大きい【KN-HW24F】を使用しています。小さいサイズだと、2匹重ねるしかないかも知れません。
そしたら、内釜をホットクックにセットして蓋を閉じましょう。まぜ技ユニットは不要です。

あとは、ホットクックのコースを選択します。
【メニューを選ぶ → カテゴリーで探す → 煮物 → 魚介 → 一尾魚の煮つけ】を選択します。
約25分後の「デキアガリデス!」と、ホットクックがしゃべるまで、台所の片付け(夫が大量にこぼした塩)をして待ちます。
ホットクックの実は便利な【煮詰める】隠れモード
【煮詰める】モードは、公式のSHARP Blog(シャープブログ)でも「ホットクックの煮詰め機能が便利って、知ってました?」という記事があるくらい隠れモードです。

ホットクックで自動モードで完成したけど、ちょっと汁気が多いかな…
というときに、効果を発揮します!(豚の角煮などが想定できますね)
今回も、【一尾魚の煮つけ】モードだけでは当然仕上がりは、汁気が多いです。

今回のアナゴなら、タレにテカりが欲しいですね。
煮詰める前 煮詰めた後
【煮詰める】モードを押したら、蓋を開けたまま煮詰めます。
なので、カメラのレンズが曇ってしまいました。
煮詰めた後は、アナゴに汁が染み込んで、タレにテカりも出ましたね。

このモードを使うようになると、ホットクックを使いこなしてる感がでます。
【煮詰める】モードは、蓋を開けたままグツグツ煮詰めるので、部屋が臭くなります。できれば換気扇を回しながら、その下にホットクックを置いて使用したいモードです。
アナゴの煮付けの完成!+豆知識

どうでしょう?これを丼に乗せたら、ウナギと言っても過言ではないでしょう。
味の感想としては・・・
- ウナギよりも身が“ふわふわ”で、口の中でホロリと溶ける美味しさ。
- ウナギよりも味が淡白なので、しっかりと味を染み込ませる事が重要。
- ぶっちゃけ、ウナギと比較するのはアナゴに失礼。
- とても簡単で、かつ美味しいので、今が旬の時期にリピートで作ると思います。

簡単!美味しい!安い!という三拍子揃った料理でした。
『ウナギ』と『アナゴ』の違いについて

ここは、夫の私から説明します。
こういう時はググった方が早いんですよ。
まずは、ウナギを英語では?アナゴを英語では?という説明から。

なるほど、ウナギは「イゥール」というんですね。
続いて、アナゴを検索します。


マジ?一緒じゃないですか。
もはや、アナゴの方が検索結果が倍くらい多いじゃないですか。
とにかく、英語ではウナギもアナゴも「eel」というそうです。

次は、妻より実際の写真を見ながら、みなさんが本当に知りたかった情報をお伝えしますね。
左が『ウナギ』、右が『アナゴ』になります。
こう見ると、ウナギは黒に近い灰色で、アナゴは薄茶色で所々に白斑点が列んでおり、全然違いますね。
他の違いは下記のとおりです。
- 生物分類ではどちらも同じウナギ目に属するが、ウナギ科・アナゴ科と別れている。
- ウナギは海で産卵し大きくなると河川や湖沼に生息するが、アナゴは海で一生を過ごす。
- 栄養価的には【ウナギ>アナゴ】となっている。とは言っても、どちらも栄養価は高い。
- 気になる脂質は【ウナギ>アナゴ】で、ウナギは『こってり』、アナゴは『あっさり』。
以上になります!
6〜8月は、ぜひホットクックで旬のアナゴを食べてみてくださいね!
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
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