- 最初の1ヶ月は給料の振込先、通勤手当、住居手当などの申請で終わった
- 仕事を始めて1ヶ月が経ち、意外と暇で放置されている気分
- 周りは忙しそうだけど、何をしたらいいか分からないし誰からも教えてもらえない
- 仕事に手をつけてみたけど、ミスしてしまい、怒られてしまい落ち込んでいる
4月が終わり、ゴールデンウィークも終わり、気づけば5月も中旬です。
新人公務員の方は、いろいろな時期で悩みが湧いてくる時期です。
ある人は、「庶務関係の資料も申請したし、なんだか暇だなぁ…」
ある人は、「参考書の本だけ渡されて、これを読んでいるだけ…放置されてる?」
ある人は、「仕事もらったけど、右も左も分からないよ!ミスしたし、どうしよう…」

私も、新人の頃を覚えてますし、今では新人教育の立場です。
悩みの解決策・ヒントを、私の過去の経験も踏まえながらお教えします。
サクッと、そのあたりの疑問や不安を解決していきましょう!
私も新人当時、放置され暇で仕方なかった【暇・放置されてる人のケース】

私も、新人の頃は暇な分類の人間でした。
私の教育担当の先輩職員もいましたが、どう見ても45歳〜50歳の方でした。
もはや父親レベルじゃないですか…。(以下、父親先輩職員という)
話しかけづらいにも程がありました。
各種手当の申請は2週間くらいで終わりました。
その後は、とりあえず見た事ない役所独自のシステムがパソコンにインストールされていたので、ポチポチいじる始末。

とりあえずパソコンで「何かはしてますよ」オーラを出すやつ。
しかし、ユーザー名パスワードなどと表示されると、そんなものは知らないのでそれ以上は進まないようにしていました。
かといって、仕事に関係ないサイトも見ないようにしていました。
父親先輩職員や周りの職員はというと、何をしているか分からないけど、みんな忙しそうなんです。
けど、私には仕事を持ってきてくれないし、なんか棚にはいろんな書類や本はあるけど勝手に見ていいものかよく分からない。
うすうす感じてはいましたが、放置されていると認識しました。
これはもっとアピールしなくては!「一生仕事のやり方が分からないままだなぁ」という焦りもありました。

いいこと思いついた!「私は暇だよ」とみんなに知らしめる画期的な方法を!
・・・・・・。そしていよいよ、定時になりました、帰っていい時間です。その瞬間っ!

お先失礼します!
おつかれさまでしたぁああ!!!
おはようございます。の挨拶も元気にしていた方ですが、帰りの挨拶をもっと元気に言って、定時ピッタリに帰るようにしたのです。(臨時職員(会計年度任用職員)よりも早く帰りました。)
結果、効果はバツグンでした。これをしばらく続けると…
だいたい、次の週あたりから変化が起きたと記憶しています。
父親先輩職員から本を渡されたり、他の職員も気にかけるように。
最終的には課長級の方から直接呼び出され、おそらく本質的には関係のない仕事なんだけれど、仕事を任されるようになりました。
放っておくわけありません。
定時で帰って、あんなに元気で、“お疲れでなさそう”なのですから。
今考えると、けっこう勇気ある行動ですね(笑)新人だから許されます。
新人(勤務地1箇所目)の頃って、なんでも失敗してOKなんです。2箇所目で同じ失敗をしなければいいだけです。そう思うと気が楽になりませんか?
ちなみに、新人社会人に本当にオススメしたい!職場で使える事務用品を参考にして仕事能率をアップさせてください。
仕事はあるが、どうしていいか分からない【仕事で困っている人のケース】

そうしてくると、だんだんと仕事を任されていきます。
途中から、事務分掌(それぞれの人がどの仕事の担当をするか記載してある文書)を発見し、私はこれが担当なんだと認識していくようになりました。
実は、最初にもらっていた資料に事務分掌は入っていたのですが、最初に見てもまぁよく分からないんですよね。
これが、【事前に与えられていた資料が、だんだんと何に使うべきなのか?何か書いてあるのか?が分かってくる時期】になります。
この時期になると、仕事ができるようになります。単純な事務作業ならバッチリOKでしょう。
しかし、専門的な事になるとよく分からない・・・。
机に回ってくる回覧板も、意味不明な文書があるけど、とりあえず次に回したりしている。

請け負った仕事でも、分からないことが積み上がってしまう時期です。
こんな、状況・気持ち・心情になっていませんか?
- 質問しようにも、あの人忙しそう…
- もう少しタイミングをみて、落ち着いた時に話しかけた方が…
- 多くを質問するにも、相手に時間をとって申し訳ない…
そんなあなたに、ある言葉を送ります。

聞くのは聞くのは“一時”の恥、聞かぬは“一生”の恥
まさにこれです。今わからなければ、2年目も3年目も同じです。
したがって、質問しないとあなたの成長がそこで止まります。
お昼10分前とかでなければ、質問するタイミングなんて関係ありません。空気を読まない人間になりましょう。

相手の名前を添えて、質問するといいですね。
質問(相談)が整理されていなく、何回もしていませんか?
「これって…(1回目)」「先ほどのこれって…(2回目)」「先ほどのこれなんですけど…(3回目)」となると、さすがに問題です。
要点をまとめるとはこのことです。
質問(相談)は【聞く要点をまとめて、即座に質問】が掟です。
相談(質問)は、自分の頭の整理ができてないといけません。
例を出すと、『パソコンの画面で分からない画面になりました。これを相手に画面を見せないで、口頭で説明できますか?』ということです。これができれば自分の頭の中で、整理できているでしょう。
「緑色のアイコンを起動して、新規作成を押したんですけど、選択する事業メニューがたくさんあるんですが。
この事業はどの事業メニューにあたりますか?」などと質問できればOKです。

まずは、分からないことを放置せず、溜め込まず、相談(質問)することからスタートしましょう。
なお、忙しい人は、多分、永遠に忙しいです。タイミングを見計らっているうちに、一日が終わります。
忙しそうに見えて、無駄な作業をしている人もいますけどね。
どうしても仕事内容で悩みを抱えている場合は、仕事が【終わらない・多すぎる・難しい・できない】場合の対処法を深く理解してください。
仕事でミスをした、仕事がつらい【ミスやストレスが多くなっている人のケース】

先輩風を吹かせて言わさせていただきますと、「そもそも、新人に完璧なんて求めていない」んですよ。
だから、仕事上のミスは通常怒ったりしません。
万が一、怒る先輩職員がいたら、心の中で「あの人は、人間の生まれ変わり1回目なんだ…。あの人も完璧な人間には程遠い人だなぁ。」と思いましょう。そして、あまり接しないのが無難です。
そもそも、先輩上司だって、誰もが8時から17時まで最大限に能力を発揮できる訳がありません。そりゃ、判断を間違えたり、ミスだってしますよ。ヒューマンエラーです。

ではなぜ、怒られてしまったのでしょうか?
ひょっとすると、仕事の中身が問題ではなく、公務員として組織人としての立ち回り方が間違っていたのかもしれません。
例えば、
- だらしない服装をしている。
- 普段からダラダラと行動をしている。
- 挨拶も、会話も覇気がない。
- 無反応で、意思疎通ができているのかと相手に疑念を持たせている。
- 物の扱い方が荒い、パソコンを叩く音が酷い。
これが、日頃から上司の目に止まり、これを何度も何度もみているうち、たまたま仕事上の質問をしたときに、厳しく注意されたのかもしれません。
外面は内面の一番外側です。表情のしぐさや、物の扱い方など、心は外見として現れます。(ペーパーを上司に渡すときなど)
それで、

仕事でミスをして、怒られてしまった・・・。つらい・・・。
となってしまった訳です。
つまり、仕事のミスは本質ではなく、本質とは別のところで間違った行動をしてしまっていたのです。
新人教育なんてこんなもんです。
人として、社会人としての基礎・基本を身につけることを目標にしています。
だいたい、重要な仕事なんて新人に任せません。もっと肩の力を抜いて、笑顔で前向きに仕事と向き合いましょう。
上司の方がなかなか教えてくれない、公務員ボーナスの共通の計算式も記載していますので、これからのボーナスのためにも是非学んでください。
そういった楽しみも見つけながら、日々仕事をこなしていきましょう。
そして、自身の立ち振る舞いを良くすれば、自然といろんな方と交流を持つことになり、仕事がやりやすくなりますよ。
もっと肩の力を抜いて、神経質にならず、周りの目をあまり気にしないよう日々努めていきましょう。
その辺りの知識は、本からインプットするのが大切ですよ。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
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