「生活習慣見直し術・QOL向上」もついに後編です。コレで完結ですっ!
前編の記事がまだ未読の方は、下記リンクボタンからどうぞ。
- 家庭での家事や育児の毎日に、疲れてしまった
- ワークライフバランスが保てなくなり、家でもゆっくり生活ができない
- 夫婦生活では、夫が当たり前のように家事をしないし、やっても雑で下手で中途半端
- 生活環境が変わると、これまでの生活習慣が変わることを知らない
- 私たち夫婦が、なぜ結婚する前からずっとケンカをほぼしないのか気になる
【前編】では暮らしを豊かにする、道具(武器)を紹介しました。
【後編】では暮らしを豊かにする、アイディアやマインド(考え方)についてご紹介いたします。
この記事では、私が過去に出会った、とある “おばちゃん” も登場します!

感情との付き合い方が分かるようになり、生活にゆとり作るためのマインド(考え方)です。特に夫婦生活をしている方は知っておきたいですね。
少し長文ですが、魂込めて書いた超大作です!最後までご覧いただければ幸いです。
必要ない“こだわり”を持って生きていませんか

“こだわり”と聞いて、まずは何を思い浮かべるでしょうか?
- 「私、デートの時は、いつもこのネックレスを着けていくの…」
- 「わたくし…コーヒーにはこだわりがあるのよ。焙煎して豆から…」
- 「俺はビールはキンキンに冷えてなきゃダメだ!できればグラスも…」
- 「ワシは、都心に出た時はあそこのトイレをよく使用する、キレイで…」
このような、こだわりを思い浮かべたことでしょう。
それらを、基本的な生活である「衣・食・住」の家庭に、“こだわり”を持ち込んでいませんか?

自分の中で0→10まで完結できるこだわりなら、持ってもOKだと思います。
準備してスタートして、楽しんで、ゴールして後片付けまでです。
少しだけ、私たち夫婦の家庭に目を向けてみましょう。
私たち夫婦は、こだわりというものがありません。特に、夫より妻の方がこだわりがありませんね。
自分がよく分からないことは、相手を信頼し任せています。
例えば、夫は化粧品や美容品については興味がなく、知識もないです。なので、高級な化粧品を買おうが反応しません。なお、妻はパソコンなどガジェット系について、新しいものを購入しても反応がないほど関心がありません。
自分のお金で購入して、自分の中で楽しみ、自分の中で処理をする。まるで、円を描くようなこのキレイな循環に、他者が横槍を入れる必要があるでしょうか?

妻「最近コーヒーにこだわり始めてるよね。よく分からないけど、ときどき飲むか聞いてきて、飲むとなんだか美味しい。まぁ、夫が勝手に始めて、勝手に洗い物して終わってる感じ。」
夫はコーヒーを作っている時は、執着心を持ってやっているので、そういう時は“そっとしておきます”。きっと中途半端にすることなく、最後まで熱心にやるからです。
このあいだ、コーヒーペーパーフィルター入れ忘れて、自宅で使っている下記の機械をスタートし、コーヒーを床にこぼしたた時は「あ〜ぁ!!!」とか言っていたのでスケットしてあげたくらいです(笑)
ちなみに、我が家で使用しているコーヒーメーカーはこちらになります。
完璧を求めない。『おたがいに・お互い様精神』職場でも家でも嫌なことはある

職場や家庭の身の回りの汚れは、人が生きている証です。
昔、職場みんなで一斉清掃をしている時に「なぜこんなにホコリが毎週出るのかなぁ」なんてボヤキながら掃除をしていました。そうしたら、おばちゃんが

「お金が動いている証拠だよ〜。ホコリは、その分だけ人が動いて稼いだから、出てきたんだよ。みんな頑張ったね〜。」
と教えてくれました。
私はそれまで、そのような考え方をしたことがありませんでした。なるほど!と。
職場の場合、そのような考え方で掃除をすれば苦にならないなと学び、掃除自体の考え方が変わった瞬間でした。
家庭での私たちは、何事も7割くらいキレイになってればいいという考え方でいます。
それ以上のキレイさを求めることは、半分仕事のようなものでそれは労働です。趣味・こだわりという名の労働を家庭に持ち込んでいることになります。
例えば、日頃の車の汚れに対して、

「毎日、毎日砂ぼこりを…この地球っ!」
と怒っても仕方がありませんよね。
地球も生きていれば、その中にある陸・海・空・動物・人間だってみんな動いて生きています。いいじゃないですか、多少汚れていたって。
海が言語をもっていたら、きっと「何してる人間よ…私たちが汚れるではないか!」と言っているはずです。生きている以上、お互い様です。
「おたがいに・お互い様精神」が、私の中で1つの考え方の柱です。
Appleの故スティーブ・ジョブスが「傷のついたステンレスは美しいと思うけどね」と、iPhoneを大切にケースにしまっている人を見た時に、そう言ったのです。
自分自身と共に使用している道具への“愛着”が傷や汚れであり、それは一つの味であるということです。

最近、お風呂をスポンジで擦らないでも良いってスプレー洗剤の商品売ってるよね。あれくらいの感覚でいいんじゃない?

確かにね。そのくらいが暮らしにちょうどいかも。
でも夫は、キレイなお風呂でYouTube見るのがこだわりだから、勝手に自分でお風呂を擦って洗うよ!掃除得意だし!
なぜ、完璧を求めないのか、それには【ある法則】も関係しています。
職場でも家庭でも【パレートの法則】を理解し、利用しよう

職場の新人研修などで「パレートの法則」を聞いた方もいらっしゃるかと思います。
家庭での私たちは、何事も7割くらいキレイになってればいいという考え方はここからきています。
パレートの法則は別名、20対80の法則とも言われています。
こちらの法則を簡単に理解するために、まずは日本一の企業、みなさんご存知の車販売のトヨタのお話をしましょう。
日本の車で33年間不動のベストセラーを記録し続けた車種があります。それは「カローラ」です。
そのカローラのコンセプトは「80点主義+αの思想」です。
全ての点でバランスの良い合格点である80点を取りつつ、購入の決め手となる「気に入った」という優位点が1つ以上あることが、不動の人気車を生み出したマインドです。
100点の車が良くても、必ずしも“売れる”とは限らないなんてビックリですよね。

普段のお仕事で、この法則を当てはめて考えてみましょう!
- 8割の完成度までは30分で終わった。けれど、上司に渡すため100点を目指すあまりに、残り2割を仕上げるのに3時間かかった…
- 2割の顧客からのクレーム対応に、対応時間の8割を使ってしまった…
などが挙げられるでしょう。経験ありませんでしょうか?
仕事の過程で大切なことは「最後の2割はどこなのか?」をいかに早く見つけて、いかに早く8割の精度までもっていけるかです。
8割できれば、未完成と自分で分かっていても上司の判断を仰ぎ、周りの力も借りながら、あとは自分“個人”ではなく“組織”が完成にまでもっていければいいのです。
仕事を完成させ最速で成果を上げるためには、いかにその2割を探し出すかが重要なのです。

仕事では8割、家庭では自分に優しく7割できればOK〜♪
『自分がしてあげたこと』よりも『相手がしてくれたこと』を意識する

私たち夫婦が、なぜ結婚する前からずっとケンカをほぼしないのか。ズバリ、タイトルが結論になります。
言葉ひとつで、親密な相手が傷つきます。
逆を言えば、言葉ひとつでありがとうの気持ちや愛が伝わるのです。

洗面所の鏡がいつの間にかキレイになっていたよ!
掃除してくれたんだね、ありがとう。

気づいてくれて嬉しい。
私も、シャンプーの残量が少ないの分かっていたけど、詰め替えてくれたんだね。
こちらこそありがとう!
これが、「相手がしてくれたこと」を意識するということです。
よくやってしまうのが、「お風呂掃除してっ!(イライラ)」→「ほら、やってきてあげたぞ!」なんてやりとりをしてしまうと、“自分がしてあげたこと”を意識してしまい、お風呂掃除をした方は、お礼なしでは次はやらないといったことに陥ります。すると、自主的な行動はしなくなってしまいます。
「自分がしてあげたこと」よりも「相手がしてくれたこと」を意識するというのは、案外難しいのです。

なので、夫婦間では話し合いやルール作りはとても大切です。
例えば私たち夫婦では下記のようなルールがあります。
- シャンプー・リンス・ペーパータオル・ティッシュなどの消耗品は、最後に無くした方が詰め替えをする。
- 夫婦の家事分担は特にない。決着が決まらない時はサイコロ(ちょっと大きめの、夫が自作)で決める。
- 親しき仲にも礼儀あり。お礼を言い合い、ありがとうや愛しているということは、言葉に出す。
どの家庭でも取り入れられる、ものだと思います。
“してくれたこと” に対して、お礼を言い合います 「〇〇してくれてありがとう」 と。すると相手は、「それに気づいたかっ!」 と思い、さらにありがとうを言われると “相手の望む事をもっとしてあげたい”と良い連鎖が続きます。
夫婦間で、無駄な喧嘩や時間のかかる言い争いが無くなり、夫婦間もよくなります。
今回の前編、後編にわたる長編記事いかがでしたでしょうか?
家庭での無償労働やめ、自分な好きな事や好きな相手に集中し、楽しく豊かな生活のヒントになれば幸いです。
最後に、私たちなりに夫婦関係を保つポイントをお伝えします。
夫婦間を良くする秘訣は、「夫や妻の話を聞きながら、何か別なことはしない(妻が話しているのにテレビやスマホを見ない)。
誠心誠意耳を傾け共感する。
自分が特に忙しいときは、それを相手に伝える。あと10分後など建設的なアプローチをすれば、相手はそれを理解してくれ、そのリクエストは承認される。」
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
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