人の話を聞けないを直す対処法【4つのアクションで会話は進み・繋がっていく】

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 さて、いきなり質問です、どうすれば人の話をよく聞くことができるのでしょうか?

夫婦
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職場でも夫婦関係でも、この問いの回答を知ることは非常に大事です。

 聞いているふりだけして、実際には聞き流していることはありませんでしょうか。

 または、最後まで聞かずに「こういう話だろう」と勝手に決めつけ、あとは自分が次に何をいうか考える人もいることでしょう。

 礼節(れいせつ)のある人は、人の話に耳を傾けます。

 礼節のある人は、人の話を良き聞きより良い人間関係を築きます。

 礼節・・・、ちょっと聞きなれない言葉ですよね。

 今回の記事では、【礼節について】と【人の話を聞けないを治す4つの対処法】について記載していきます。

こんな人に読んでほしい
  • 人の話を集中して聞く時に、余計なエネルギーを使って会話に疲れてしまう人
  • 相手の話に割り込んで、誰も求めていない助言をしてしまう人
  • 相手の話に興味を示さず、より自分にとって興味の持てる話に変えてしまう人



礼節(れいせつ)ってなんでしょうか?

 はじめに、礼節のある人は、人の話に耳を傾け人の話を良き聞きより良い人間関係を築きます。と書きました。

 礼節を手に入れれば人の話をよく聞くことができ、自分にとって心地よいコミュニティを築くことができます。

読者
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でも、礼節(れいせつ)ってあんまり馴染みがないな。

 しかし、この言葉なら聞いたことあるでしょうあるでしょう、【無礼(ぶれい)】という言葉です。

 そうです。礼節の反対は無礼です。

 時代劇などで、「この無礼者めっ!」でおなじみの無礼です。

夫婦
夫婦

礼節という言葉がどうしてもしっくりこない方は、作法エチケットマナーに置き換えてもいいでしょう。

 無礼者との会話は、していて気分の良いものではありません。

 その反対に礼節のある人との会話は、お互いに楽しく・盛り上がり・次々と話題が進み楽しいものです。

 礼節という言葉をこれからは意識してみてくださいね。

礼節とは

きちんとした礼儀作法や、節度のある態度のことをいう

礼儀とは

人間関係や社会生活の秩序を維持するために、人が守るべき行動様式

節度とは

言行などが度を超さず、適度であること・ちょうどよい程度

人の話を聞けないを治す4つの対処法

“RASA”を知る

 RASAとはアメリカのクリスティーン・ポラス氏の著書【Think CIVILITY(シンク シビリティ) 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である】にて紹介している方法です。

 その中で著者は、人の話を聞くときに4つの点に留意するべきと言っています。

  • 受け止めるReceive)
  • 尊重するAppreciate)
  • 要約するSummarize)
  • 質問をするAsk questions)

 その頭文字をとってRASAです。

 では、一つひとつ見ていきましょう。

受け止める(Receive)

 まずRは、相手の話をそのまま受け止めることです。

 その人に注意を向けて、話をよく受け止める。「うん、うん。なるほどね」と、声に出すことです。

 あなたは、話す相手の地位によって最初から熱心に聞いたり、最初から聞いていなかったりといったことはないでしょうか?

夫

上司の話はきちんと聞くけど、部下の話は話半分で聞いていないでしょうか?

 誰からの話であれ、まず最初にやるべきことは話を理解しその内容を受け止めることから、会話は始まります。

 「それってつまり〇〇ってことでしょ?」と、人の話に割って入りたい衝動にかられても、そこを「グッと」こらえる。

 受け止めるのです。

 グッとこらえた後、次はRASAの“A”です。

尊重する(Appreciate)

 2つ目は、相手の話を尊重することです。

 尊重していることを伝えるには、どのような仕草がいいのでしょうか?

 それは、できるだけ合いの手(あいずち)を入れつつも、相手の話を遮らないことです。「たしかに、そうだよね」と相槌を打つ。

夫婦
夫婦

相手の話に興味を示さず、より自分にとって興味の持てる話に変えてしまうことはないでしょうか?

 自分にとって都合の良くない話になり、不愉快な情報を伝え始めると、途端に聞かなくなる人がいます。

 あなたにそういうことところはないでしょうか?

 礼節のある方であれば、どんな方からの話でもどんな内容の話でもまずは受け止め、その話を尊重しましょう。

 最初から「うわ…仕事のお願いだ。」と分かっていても、相手の立場も尊重し理解してあげましょう。

夫

相手が考えをすべて言い終わるまでは、自分は待つように努力しましょうね。



要約する(Summarize)

 3つ目は、相手の言うことをうまく要約することです。

 例えば「私が今聞いた限りでは、あなたは〜というふうに考えているのですか?」といった具合に話をまとめることです。

 その時に大事なことは、笑顔で言い換えしてあげることです。

夫婦
夫婦

相手が笑顔なだけで、この人は聞いてくれて反応してくれていると相手は思います。

 こちらの本で、言葉の言い換えはマスターできますので参考にしてみてくださいね。

 ようやくは、ただ単純に聞き直せ場良いものでも、言葉を繰り返すだけでOKという訳ではありません。

 ある程度練習してスキルの取得が必要です。

 実戦で何度も経験するのも大切ですが、ある程度書籍を活用して自分の言葉の引き出しを多く持つことがまずは大切です。

質問をする(Ask questions)

 そして最後は、相手の話が終わった後に質問をすることです。

 仕事のお願いであっても、締切日など大切なことは例え2度目であっても、質問をしてお互いに再確認しておくべきです。

 また、通常の会話であればせっかく話を聞いても、その話を深掘りしなくては相手の心情やその後の行動までを知ることはできません。

 「話す:聞く=1:2」がベストと言われています。

夫婦
夫婦

自分から話し始めた内容でも、意識を相手に向けて「あなたはどう思いますか?」と質問するように心がけましょう。

 肯定的な言葉で相手に接し、称賛や感謝の言葉で質問を送りましょう。

 この辺りの相手への接し方は、夫婦関係がうまくいく記事でご紹介しています。

 今回の記事は、いつもよりも短くスマートにまとめてみましたがいかがでしたでしょうか?

 今回の4つの基本動作をマスターすれば、会話の中で相手との親密度が上がること間違いなしです。

 人間は自分の方を見てくれて、話を聞いてくれて、自分を理解してくれる人と関係を築きたいと思うものです。

 同僚であれ、部下であれ、とにかく相手を尊重して、良好な関係を築いていく。

 それが礼節あるとなるのです。

 非常にためになる本でしたので、皆様も一読することを推奨します。

 最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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